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導入事例

世界で活躍する選手の個人情報を守る

公益財団法人

日本テニス協会 様

日本テニス協会は、日本のテニスを統轄する中央競技団体として、テニスの普及、育成、強化の三本柱を掲げて活動しています。活動の核として、3つの「C」というテーマをあげています。「Court:プレイ環境の整備」「Coach:指導者の発掘、養成」「Competition:試合や大会そして競争環境の構築、運営」。テニスへの関心度を高め、テニス人口を増やし、世界へ活躍する場を広げて行けるような選手を育成する。これらのサイクルを繰り返しながら、テニス環境を向上させテニス競技の輪を拡大していくことを目指します。錦織圭選手、大坂なおみ選手といった世界で活躍するプロ選手の支援はもちろんのこと、2020年東京、さらに2024年パリのオリンピック・パラリンピックに向けて、協会をあげて注力しています。

課題

  1. 中央競技団体としての目的と使命を安心して果せるシステム環境の構築
  2. 公益法人としての情報セキュリティの確保
  3. 潜在的なサイバー脅威に対する漠然とした不安
  4. 新事務所移転を契機とした物理的なセキュリティ強化
  5. テレワークや外出先でのPC紛失、データ漏洩への対策

期待する効果

  1. 職員が使用しているすべての端末が、
    同じ状態・レベルのセキュリティでまもられている
  2. 定期的なファイルの更新やソフトウェアのアップデートがないため、
    システム担当者の負担が軽減された
  3. 次々と新たなウイルスが発生している中で、
    PCに侵入されても発症させない、という新しいまもり方で安心感がある
  4. 端末の新調や、職員まかせの管理・事後対策だけではなく、協会として対策を推進することで、
    全体がセキュリティに対して高い意識をもつようになった
導入背景
「今回の導入は、日本テニス協会が入居していた岸記念体育会館の老朽化に伴う事務所移転プロジェクトの中で、情報セキュリティ向上施策の一部として実施されました。これまでは業務で使用されるPCやアプリケーションは職員個人にまかせの選定・管理となっていました。アンチウィルスソフトについては共通のものを使用していましたが、バージョンがバラバラだったり、スキャンや更新のスケジュールが異なったりと協会として集中管理されていたとは言えない状態でした。海外での日本選手の活躍が目立つ中、私たちテニス協会への注目も年々高くなり、成りすましメールや疑わしいメールなども増加しているように感じられます。選手たちの重要な個人情報や協会の活動をまもるためのWindows10へのアップグレード、グループウェアの導入などと合わせ、セキュリティ対策の要としてAppGuardの導入に至りました。」
選定のポイント
①「侵入されても、発症させない」という全く新しい概念
② 情報セキュリティ担当者が不在の場合でも保たれるセキュリティレベル
③ 働き方改革を促す執務環境の改善の一環としての情報セキュリティ対策
Windows Defenderと併用することで、より安心な環境を
「事務所移転プロジェクトの一環として、IT環境を見直してみたところ、PC端末、OSのバージョンなど、想定以上に所内の環境にばらつきがあることが判明しました。セキュリティの観点からもかなり煩雑でリスクの高い状態にあったものと考えられます。今後の管理の簡素化や、サポートを円滑に行うために全体の統一化を行う必要がありました。セキュリティについては、協会役職員全体の意識が高まっていたこともあり強化策に踏み切りました。その中で、この一連のプロジェクトの導入サポートをいただいていた販売店に、AppGuard製品を紹介されました。これは今までのウィルス対策ソフトとはまったく異なる守り方をするものであり、定義ファイルなどの更新も不要であると知りました。実際に使用したところ、軽量でサクサク動作することを実感。Windows Defenderと併用することで、より安心して業務をすすめられる環境構築が可能だと思いました。」

公益財団法人 日本テニス協会 常務理事 水谷光氏

選手の個人情報を扱うスポーツ協会
「個人情報の取り扱いに注意が必要なのはどの業界でも重要課題ではありますが、私たち協会では、選手、公認審判員、公認指導者等の登録データ、選手個人のスケジュールや健康状態の情報など、プライバシーや試合の戦術に関わるものも合わせて保有しています。このような非公開の情報が漏洩することは、競技活動そのものに影響を与え、選手にとって極めて不利益となります。」
利便性を保ちつつ同時にセキュリティを確保
「当協会職員は、各自が担当している大会現地に赴いて大会運営を行います。多くの人が様々な国から参加する大会では、共有のネットワークに接続するのは不安があります。それが、最新の定義ファイルで対策されてないPCであればなおさらです。外部のネットワークに接続した途端に定義ファイルをダウンロードするという状態では、最新の脅威に対応できてないということです。先述の通り、AppGuardは検知で脅威を探すことをしないため、定期的な更新を必要としません。マルウェアの感染や、PCの乗っ取りをさせない、というシンプルな発想でありながら理にかなったまもり方で、外出先でも安心に作業が可能。場所や時間を問わない働き方が可能となり、働き方改革を後押ししてくれます。」

公益財団法人 日本テニス協会
ジャパンオープン大会事務局 齋藤 祐宇氏

今後の展望
「世界的選手の活躍により、若い世代のプレイヤーが増えているのはたいへん喜ばしいことです。若い選手とのコミュニケーションは、携帯端末を使用してのメッセージのやりとりが主となりますが、セキュリティは万全なのか、不安があります。AppGuardの開発元であるBlue Planet-worksには、今後強固な携帯向けセキュリティ製品の開発を期待しています。」

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